野生動物学者が教えるキツネのせかい

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野生動物学者が教えるキツネのせかい

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  • サイズ 46判/ページ数 292p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784895319386
  • NDC分類 489.56
  • Cコード C0045

出版社内容情報

大きな耳に、輝く黄金色の毛、ふさふさの長いしっぽ。
愛らしい動物として、昔ばなしやアニメーションのなかで活躍するキャラクターとして、または神さまのお使いとして、老若男女問わず誰もが知っている身近な動物でありながら、謎の多い“キツネのせかい”を解き明かす。

体のつくり・生息環境・食事・子育てといった生態的な特徴から、キツネと人の今昔の関わり、よりよい共生のための課題と対策まで、長年キツネの研究を続けてきた著者がわかりやすく解説。


【本書のポイント】
●種としての特徴から分布、基本的な生態、狩りの仕方、子育て、家族構成など、キツネに関する幅広い知識が満載。
●古代から現代までの多数の文献や資料、作品から、人がこれまでにキツネに抱いてきたイメージを紹介。
●「巣穴の構造」「食べものの好ききらい」「年齢の調べ方」など、国内外の専門的な調査・研究を取り上げ、著者が実際に経験したエピソードなどを交えながらわかりやすく解説。
●エキノコックス症や、農作物を食べる害獣としてのキツネ、キツネの交通事故、餌付け問題など、現代の人との軋轢や課題にも言及。問題解決に向けた取り組みを紹介し、キツネと人のよりよい関係について考察。

内容説明

本当のすがた、知っていますか?大きな耳に輝く黄金色の毛、ふさふさの長いしっぽ…だけじゃない!生態から人との関わりまで、キツネのひみつを解き明かす!

目次

第1章 キツネのイメージ考
第2章 キツネのキホン
第3章 キツネの食事
第4章 キツネの社会
第5章 キツネと人とエキノコックス
第6章 現代のキツネと人

著者等紹介

塚田英晴[ツカダヒデハル]
麻布大学獣医学部動物応用科学科教授、博士(行動科学)。野生動物学、動物行動学、野生動物保全管理学を専門とする。1968年岐阜県生まれ。1990年北海道大学文学部卒業後、北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。学部・大学院時代はキタキツネと人間社会との関わりを研究し、1997~2000年は北海道大学大学院獣医学研究科寄生虫学教室にて、エキノコックス症の終宿主対策に関する研究に従事。2000~2015年、農林水産省草地試験場および農研機構畜産草地研究所に勤務し、牧場に生息する野生動物に関する研究に取り組む。2015年より麻布大学に着任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そら

33
興味深く読めました😊。草を咥えて水に入ってノミを除去するとか、足跡を途絶えさせる技術とか、キツネって思ってたより賢いな〜!自分の生きる場所を求めて1匹で放浪の旅に出るとか、一夫一婦制とか、兄弟でもヒエアルキーがあるとかはオオカミに似てる。エキノコックス、知らなかった。いろいろと勉強になりました。生物のフィールドワーク系、好きなのでこういう本、また読みたいです! 2024/07/07

ぺん

6
自宅の裏の空き地の藪に毎年GWごろにキツネの親子が現れた。そして夏になるといなくなる。夏以降でも夜にたまに見かけたりするので、いったいどういう生態なのか気になっていたのだが、この本にその解説がすべて書いてあった。図書館で借りたけど、買ってもいいかなと思う。今年はその空き地で遺跡の発掘が始まり、GWにもキツネの親子に会えなかったのだけど、この本によるとキツネの縄張りは広いようなので、きっと別の場所で元気にしているだろうと思っている。2025/07/03

Humbaba

4
キツネの生息県は広く、また、一般の人が思っている以上に遠くにまで簡単に移動する。普段野生動物を目にすることは少ないだろうし、なかなか人里にまでは降りてこないのでそれも間違っていないが、だからと言って無視しているのもあまり良いことではない。どのような影響があるのかを調べ、それによってどのような対応が必要かも検討する。そのためにも生息圏についての調査は必要になってくる。2024/11/05

ふのりけちょ

2
文章に非常に細かい気配りが施され、おそらく小中学生でもわかりやすく描かれた、キツネの生態紹介本。エキノコックスや都市キツネなど、野生動物との距離のとり方について考えさせられる。2024/10/20

sunafukinT

2
★★★ 何故キツネが言い伝えや神の話の中にでてくるのか考察されていたりと、読むと(ほう~)と思うことが多いかも。 ▼暇なとき手に取ってみても良いかも2024/06/27

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