内容説明
小学校がなくなって子どもの姿と声が消え、その跡地にできた老人ホーム。この老人ホームには、遠くから、若者がおとずれ、音楽会や食事会、ガーデニングが営まれ、絵画や写真の鑑賞と、教養講座も楽しめる―地域交流スペースが充実しているからだ。「オープン・コミュニティ」―その最新の姿を紹介。
目次
第1章 タイ・カンボジア視察―最新の活動報告から
第2章 先進の試み―カメリア
第3章 施設と教育機関とのコラボレーション
第4章 コミュニティカフェ
第5章 カメリア・カレッジ
第6章 福祉施設の海外との交流
第7章 福祉施設で地域コミュニティづくり
第8章 グループ内の病院・施設でのイベント
第9章 湖山医療福祉グループについて
著者等紹介
湖山泰成[コヤマヤスナリ]
1955年、東京生まれ。湖山医療福祉グループ代表。順天堂大学スポーツ健康科学部客員教授。専門は福祉経営論。経営システム論。介護保険サービスの安定的供給に向けた研究会会員。英知大学大学院修士課程修了。三井信託銀行経て、27歳で、父湖山聖道が副院長を務めていた銀座菊地病院の再建を果たす。その後、静岡県の湖山病院をはじめとする2つの病院、305の高齢者介護・福祉施設等を展開。現在は9の医療法人、6の社会福祉人法、5の事業会社、1つのNPO法人の代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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