内容説明
ここ数年の間に、新しいシステム分析のいくつかの手法が、主としてアメリカからもたらされた。なかでも、データフロー・ダイヤグラム法とエンティティ・リレーション法は、体系的に整ったシステム分析の方法を求めるひとびとに強い関心をもって迎えられた。しかし新しいシステム分析法を企業の現場に導入するにあたっては、いかに明快な原理や手法の解説がなされていても、それだけではむずかしい。本書は、システム分析に問題を絞り、しかも豊富な応用例題を備えている。又、エンティティ・リレーション法が具体的に展開されている。
目次
第1部 ツールと技法(システム分析とは;システム分析プロジェクトの種類;システムライフサイクルにおける方法論 ほか)
第2部 システム分析(業務知識;機能分析;プロセス分析 ほか)
第3部 確認作業(分析結果の確認)
第4部 システム分析の問題点(自動化推進上の選択;データベース環境;マイクロコンピュータシステムの活用 ほか)
第5部 適用業務(システムプロジェクトの基本形;事例研究)