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内容説明
もうひとつの韓流、絵本の魅力を探る。近年、国際的な受賞が相次ぎ、邦訳も増えている韓国絵本。その歴史や背景を語り、お薦めの厳選12作品を解説。さらに韓国語学習や「多読」といった応用編から、奥深い生活文化へのアプローチまで。情報満載の初の概説書。
目次
1 韓国絵本を読むことの意義とは(「そもそもなぜよりによって絵本をテーマにしたの?」;「赤ちゃん言葉なんか研究して意味あるの?」;「成人学習者に絵本を読ませたってつまらないだけでは?」)
2 韓国絵本の歴史(日韓の絵本事情―拡大し続ける児童書市場;韓国絵本の歴史区分;韓国現代絵本の誕生と発展;日本における韓国絵本ブーム)
3 絵本から学べること―韓国語学習と絵本(辞書を閉じて、物語の世界へ―絵本多読のすすめ;教材で学べない表現との出会い―偶発的学習;韓国の原風景に触れる―言葉と絵から学ぶ文化と社会)
4 さらなる学びのために―テーマ別作品紹介(韓国語を楽しんで読む―日常のシーン;語彙を増やしながら文化を学ぶ―伝統行事・生活・料理;幅広い視点から韓国を紐解く―文学・社会問題・南北問題)
おわりに(多読から広がるコミュニテイ、異文化理解への導き;日本、韓国からアジアへ―多角的な絵本研究の可能性;人々の心象に残る風景に触れる)
著者等紹介
立川真理恵[タチカワマリエ]
1994年、愛媛県生まれ。東京大学人文社会系研究科韓国朝鮮文化研究専攻(言語社会)博士後期課程在籍中。現在、明星大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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