目次
1 研究のための視点(コミュニケーションの地域差の研究に向けて―試論;言語行動の変異を捉える―多角的な観点からの検討 ほか)
2 方言コミュニケーションの姿(「断り」という言語行動にみられる特徴―全国通信調査データから;大分県方言の依頼談話 ほか)
3 コミュニケーションに見る方言(長野県方言敬語の発想と表現―敬意終助詞が担う親しみと敬い;接続詞の語形変化と音変化―方言談話資料からみた接続詞のバリエーション ほか)
4 歴史の中のコミュニケーション(関西における掛け合い型談話の由来と展開―漫才と日常会話の相互作用;近世・近代における授受補助動詞表現の運用と東西差―申し出表現を中心に)
5 将来のための資料論(ロールプレイ会話による参加型方言データベース構築の試み)
著者等紹介
小林隆[コバヤシタカシ]
東北大学大学院文学研究科教授。出身地は新潟県。専門分野は方言学、日本語史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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