内容説明
高校三年夏の北アルプス全山縦走からはじまり、黒部の沢25本(剱沢大滝単独登攀を含む)、谷川岳衝立岩とドリュ南西岩稜、そして冬の南アルプス、冬の知床半島、春の日高山脈全山縦走…、自分の全存在を賭けた10年間の冒険行。
目次
山―大いなる山をめざして(夏季・北アルプス全山縦走)
渓谷―黒部の険谷を遡る(尾沼谷;嘉々堂谷 ほか)
岩壁―大岩壁をひとりで攀じる(谷川岳一ノ倉沢衝立岩単独登攀;ドリュ南西岩稜単独登攀)
山稜―はてしなき稜線をゆく(冬季・南アルプス全山縦走;冬季・知床半島全山縦走 ほか)
著者等紹介
志水哲也[シミズテツヤ]
1965年、横浜生れ。高校時代から山登りを始め、国内外での単独登攀、大井川、黒部川の全支流踏査などを行う。96年より山岳ガイドとなり、「志水哲也山案内事務所」を開業。97年に黒部の玄関口・富山県宇奈月町に転居。99年に登山から写真に転向。2002年に「志水哲也写真事務所」を開業して、二足のワラジでの活動を始める
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