内容説明
故郷を遠く離れて就職や進学・結婚などで都会に出てきた子ども。しかし、そろそろ故郷に残る年老いた親のことが心配。でも、都会での仕事や家族のこともあるし…、どうしよう…。みなさん悩みは同じである。著者は、ライターとして多くの介護経験者への取材を行ってきた。また「離れて暮らす親のケアを考える会パオッコ」の代表として、遠距離介護にまつわるさまざまな悩みに接してきた。それらの具体的事例に裏打ちされた本書は、遠距離介護の不安や悩みを解決するのに役立つ1冊となる。
目次
第1章 デビューは突然やってくる―遠距離介護デビュー・ケーススタディ
第2章 遠距離介護デビュー、その当事者になったとき―遠距離介護経験者へのインタビュー
第3章 親や連れ合いなどとの向き合い方ハウツー―よくある悩みとアドバイス
第4章 遠距離介護デビュー者を通して見えてきたこと―個人的なつぶやき
第5章 たくさんの人の力を借りよう―テーマ別ナビゲーション
著者等紹介
太田差恵子[オオタサエコ]
1960年京都市生まれ。フリーライター。主に女性誌で住宅リフォーム関連の記事、介護関連の記事を執筆。1996年、遠距離介護者の情報交換をできる場として市民グループ「離れて暮らす親のケアを考える会パオッコ」を設立。会報やセミナーを通し、遠距離介護者の井戸端会議を継続中
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