内容説明
どの子ももっている発達の凸凹は、かけがえのないステキさに変わりうる可能性を秘めています。40余年にわたり、保健所の発達相談員として、しんどさを抱えながらも育ちゆく子どもたちや、子どもをかわいいと思えずに悩む親や保育者たちと向き合い、泣き笑いをともにしてきた中から生まれたリアルであたたかい応援メッセージ。
目次
第1章 「育てにくい」と感じたら(「育てにくい子」の気持ち;親と保育者はすれ違う ほか)
第2章 “これだけは”おさえておきたい子育て・保育のポイント(「育てにくさ」と発達との関係;「将来」より「今」のしあわせを大切に ほか)
第3章 どの子もたどる心の発達のおおまかな道筋(赤ちゃん時代には、大人を大好きになってね;大好きな大人とともに世界を広げ「したいこと」を築く幼児期前半 ほか)
第4章 「育てにくい子」「気になる子」の子育て・保育Q&A(親からの質問コーナー―家庭での「育てにくい子」の子育てにかかわって;保育者からの質問コーナー―保育所・幼稚園での「気になる子」の保育にかかわって)
著者等紹介
近藤直子[コンドウナオコ]
1950年東京生まれ、大阪育ち。現在、日本福祉大学子ども発達学部教授・副学長。1973年より保健所にて18ヵ月児健診後の発達相談を担当。全国発達支援通園事業連絡協議会会長、全国障害者問題研究会愛知支部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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