内容説明
コンブの森がウニを育て、流氷がホタテを養う。水の中で一体何が?身近な生き物の意外な生態と、忍び寄る環境危機―。
目次
1 ホタテガイ育む海と人
2 たたかうウニ
3 コンブの森が危ない
4 汽水域の宝石シジミ
5 イトウの真実
6 水生昆虫のすむ川
7 河原の立役者ヤナギ
著者等紹介
川井唯史[カワイタダシ]
1964年生まれ、湿原で有名な北海道の釧路市で育つ。北里大学水産学部卒業後、現在は北海道立総合研究機構稚内水産試験場に勤務し、コンブ、ウニ、ホタテ、シジミなどを調査・研究の対象としている
四ツ倉典滋[ヨツクラノリシゲ]
1967年愛知県生まれ。北海道大学大学院水産学研究科を修了後、北海道大学理学部助手をへて現在は北海道大学北方生物圏フィールド科学センター准教授。また、同センター忍路臨海実験所の所長も務める。専門はコンブ類を材料とした多様性生物学、保全生物学、育種生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。