内容説明
成果主義の台頭、突然のリストラ…急速な変化への対応を迫られている日本のビジネスシーン。20年以上、グローバルカンパニーでトップを務めた著者だからこそ伝えられる、激動の時代を生き抜くための「サバイバル・マニュアル」。
目次
第1章 「堂々と主張できる自分」を作る(「マインドセット」を変えよ;「100%対100%のルール」を意識せよ ほか)
第2章 「人脈」を広げ、育てる(「フェア・ケア・シェア」の精神に則る;「フォロワー」を作れ)
第3章 判断ではなく「決断」をする(「決断」し、前進せよ;「エビデンス」を重視せよ ほか)
第4章 世界で戦える「バトルフィールド・エリート」を目指せ(「リーダーシップマインド」で自分と周囲を率いよ)
著者等紹介
浅見隆[アサミタカシ]
1948年東京都生まれ。明治大学法学部、早稲田大学第一文学部英文科卒業。長瀬産業株式会社コダック製品事業部でロジスティックス、およびマーケティングを担当。その後、スポルディング・ジャパン株式会社でマーケティング部長、営業部長、統括本部長を歴任、1991年代表取締役社長に就任。1998年ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社副社長、2001年レブロン株式会社代表取締役社長に就任。2011年同社代表取締役を退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuji Habara
2
①日本の会社ではずけずけと遠慮なく発言すると人間関係が悪くなるのではないかという懸念がどうしても生じる。外資系企業では議論でいくら激しいやり取りがあったとしてもその場限りであと後まで根に持つことはない。②日本人は何事もあまり率先してやりたがらない。責任をとらない限り成功はない。思い切った判断をしてそれをチャンスに結び付ける。③日本はホウレンソウの世界なので会議も現状について語るだけで議事録を見ても過去の話ばかり。グローバルでは現状を語ってアクションプランにつなげる。誰が、いつ、どこで、どうやってを決める。2012/12/10
摩周
1
主張についての考え方を学ぶことができました。 ビジョンがないと主張はできない。 話す・聞くは運動能力と一緒。 日々の筋力トレーニングが大事。 何を話すかよりもどう伝えるか。 礼節と主張は共存できる。 優越感を持っている人は劣等感も持っているので注意。2013/01/04
shimojik
0
方法が書かれている本。世界をどうしたい、世界ってなんなんだ、ってことではなく。ドラッカー:企業の寿命は人間の寿命より短い2013/03/04