内容説明
もう、「年齢」「性別」「職業」でターゲットを決めるマーケティングは効かない!「脳の容量」「気質」「快感」「視覚」が売り上げのカギをにぎる!次世代のマーケティングが簡単に実践できる!お客が動く。
目次
1 ニューロマーケティングとは?―脳科学を使ったマーケティングの威力(期待大!のニューロマーケティング;ニューロマーケティングとは? ほか)
2 あなたの脳が「マーケティング」センサーになる!―脳計測機器の機能を自分の脳でする方法(あなたの脳を「マーケティング」センサーにする方法;脳を計測する機械がなくても大丈夫! ほか)
3 「見る」「見せる」で売る!脳マーケティング―目線でお客の「好み」は操作できる!(脳と画像;ポスターと脳 ほか)
4 「刺激の快」と「癒しの快」でお客をハメる!―「ドーパミン」と「セロトニン」で売る方法(「刺激の快」「癒しの快」;癒しの快感がポイント ほか)
5 お客の脳の「メモ力」から売り方が見える!―お客のワーキングメモリーを想像する方法(ワーキングメモリーから消費者を見る;ワーキングメモリーとは? ほか)
著者等紹介
篠原菊紀[シノハラキクノリ]
諏訪東京理科大学共通教育センター主任・教授(脳・人システム)。学生相談室長。東京理科大総合研究機構併任教授。東京大学教育学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程等を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Phycology
2
核磁気共鳴やNIRSより、自分の脳ははるかに優れたセンサーである。見とり力を高めることは可能。という主張です。クロニンジャーによる気質の研究、神経学者ルドーによる前頭葉が知、情、意の3つの部分に分けられるというお話。なかなか面白かったです。パチンコの例が多すぎたので少し泥臭いイメージが・・・(すみません)。2011/05/17
トダ―・オートマタ
0
本書にはパチンコの話が何度も出てきたので、パチンコは本書のようなテクニックを無意識的に使っているのだろうと思う。2011/06/20
o.t.p
0
脳マーケティングとは…恐ろしい時代になったものだと思いつつも、興味深く呼んだ。パチンコの話が何度も出てきて、パチンコをやらない自分にはわからない感覚もあったが、依存症になるメカニズムは学べた。結局人間は癒されることを求めてる。これからの時代、脳のメカニズムを意識しながら人を癒せるビジネスが伸びていくのだろうと思う。2010/07/27
takachan
0
前半はあまり役に立ちそうな話ではなかったが事例として必要だったのだろう。後半は非常に納得できた。経済は脳科学とあるが、そういう側面はあると思う。2010/06/22
てふ
0
「勉強にハマる脳の作り方」のビジネス版。刺激の快と癒しの快。売れるためには、刺激・興奮だけではなく、癒し、鎮静、ほっとする感覚を与える。売れるためには、自分のワーキングメモリーを鍛えるとともに、対象客のワーキングメモリーに適した商品開発をする。経済は心理問題、脳問題である。2010/05/18