内容説明
黒板が残したメッセージ。喜び、悲しみ、泣き、笑い…。今をせいいっぱい生きること。未来を予言する不思議な黒板。ある日、うかびあがった文字に導かれ、子どもたちは互いに手を取り合った。支えあう心が生んだ奇跡の物語。
著者等紹介
山の仙藏[ヤマノセンゾウ]
1958年生まれ。本名堀之内勉。1980年中央大学文学部文学科英文学専攻卒業。学校法人川村学園にて中学校、大学、現在は川村小学校で英語教諭を努める。教員生活を送る中で童話に興味を持ち、創作活動を続け、童話コンクールにおいて入選多数
青山邦彦[アオヤマクニヒコ]
1965年東京生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学修士課程修了。建築事務所勤務の後、絵本作家となり文・絵を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Willie the Wildcat
18
信じる心が活力。68の瞳・・・。応える人がいてくれるから、奇跡も起きる。授かったもの!今時は、規制や考慮点も多々あって、”ちょっとした冒険”が許されないんだろうなぁ・・・。絵は、モノトーンで少々ノスタルジック。印象に残るのが、(終盤の)”手紙”を見つめる68の瞳!信じる気持ちがストレートに伝わる。黒板かぁ、どこか懐かしい・・・。2013/08/31
魚京童!
17
人は簡単に操られる。やりたいと思ったことは偶然の積み重ね。私じゃないものに導かれている。世界はそんなに簡単。そして簡単じゃない。どこまで行っても真っ暗闇。2020/09/21
けんたママ
1
バーゲン本で買ってみました。まぁ良かったけど、10分間の読み聞かせでは読み終わらないかな…泣ける本を探していたので、それとはちょっと違った内容でした2014/10/02