映画で学ぶアメリカ文化―映画を見ればアメリカが解る

映画で学ぶアメリカ文化―映画を見ればアメリカが解る

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  • サイズ A5判/ページ数 253p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784894072190
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C1082

内容説明

本書は、さまざまな文化的事象について、各テーマごとに映画の場面を紹介しながら分かりやすく解説することを意図している。読者は、つい何気なく観過ごすような場面に隠れているアメリカ文化の特徴を、本書で初めて知ることになるかもしれない。ここに収められているのは、全体で100のテーマであり、それを21人の研究者が独自の視点で論じている。

目次

各地域での生活
少数民族・人種問題
異文化
思想
キリスト教
法律・政治
犯罪
戦争
家族
女性問題〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

viola

6
このシリーズ(?)が凄く面白いので、今度はアメリカ文化を読んでみました。(だからイギリスも作ろうって・・・・) 様々な文化のキーワードに分け、それがもっとも表されていると思われる映画を専門家たちが挙げ、解説していくというもの。10人以上で執筆しているので、またこの映画が出た!なーんてこともありますが・・・・・・あまりにも有名な『タイタニック』などでも、専門家が観るとこんな風になるのね、などと大変興味深いのです。 こういうのは、これは絶対好きだわ!と思える映画との出会いになって好きです。2010/12/23

mittsko

4
計100のトピックを21人の著者陣が見開き2頁ずつで解説する。例えば最初のものは、1章「各地域での生活」の「西部」について、八尋春海氏が映画『怒りの葡萄』を手掛かりに解説する、といった具合。アメリカ文化超入門としても、新旧の有名な米映画(本書は99年刊)ガイドとしても、気軽に読める。各章末にある参考文献と関連映画作品のリストは、勉強の助けにもなろう。編者も言っているように、大学の「アメリカ文化入門」みたいな授業で使いやすそう2018/02/21

3
アメリカ文化をアメリカを題材にした映画で学ぶ本。冒頭で謳われている「映画を通して具体的なアメリカ像を得る」ではなく、「アメリカ人なら知っていて当然の背景知識を補完する」の感覚で読みました。文化的背景知識があるだけで、セルアウト系のハリウッド映画も全く違うもののように見え、監督や役者の意図していたであろう作品の真のテーマもハッキリとしてくる。あの駄作と呼ばれたハリウッド版「GODZILLA」からも、アメリカの「恐怖」概念や映画に期待する点など、多くのものが学べる。でもアレはどーしても好きになれないんだ。2011/02/19

トリスタン

0
悩める大国アメリカの抱える問題を、23のカテゴリーで、100のテーマに分けて考察する。筆者も21人と多く、視点の多様性も確保されている。カテゴリーとしては、各地域での生活 少数民族・人種問題 異文化 思想 キリスト教 法律・政治 犯罪 戦争 家族 女性問題などがあり、見開き二ページで、それぞれのテーマが紹介され、映画をとおして考察される。関連図書と関連映画の紹介もあり、至れり尽くせりである。2020/01/06

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