内容説明
20年間無敗の男―桜井章一。その凄絶なまでの裏プロ人生を活写する。
感想・レビュー
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paul25y
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作者は、桜井さんの事を小説家としてデビューする前の阿佐田哲也さんから聞いたのだそうだ。そして阿佐田さんの「麻雀放浪記」の編集者でもあった。 僕の持っている白夜書房版では、この本を原作に書かれたマンガ「ショーイチ」神田たけ志さんが後書を書かれている。 後書きから柳史一郎さんがある席で「桜井さんは、表芸も裏芸も精神統一も全て一人でやってこられたのです。そのことだけは忘れないで頂きたい」と仰られているのが非常に重い。 本書を読めば、その意味の重さに慄然とすると思う。 作者の経歴からしても。2012/06/01
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