内容説明
日本では、止まらない少子化、広がる経済格差を背景に、保護者の孤立、虐待の増加、子どもの貧困など、子どもと家庭をめぐる、さまざまな問題が起こっています。本書では、問題が解決できずに苦しむ子どもや保護者への支援をはじめ、すべての子どもと家庭の幸せを実現できるよう人々がつくり上げた制度や仕組み=「子ども家庭福祉」を学びます。現実を理解し、保育の専門職として何ができるかを考えていきましょう。
目次
1章 子ども家庭の福祉
2章 子ども家庭福祉の歴史
3章 子ども家庭福祉の制度と法律
4章 子ども家庭福祉にかかわる機関と施設
5章 少子化と子育て家庭へのサービス
6章 子育て支援と子どもに関する諸問題
7章 地域における連携・協働とネットワーク