内容説明
だんなの出張をいいことに旅に出かけた主婦るえか。門前旅館でだらけていたら、どういうわけか、だんなから、不審な声で、不審な電話が。なんでも物凄い土産があるというのだが―。史上最弱の主婦にして、気鋭の書き手、青木るえかが旅したり食べたり読んだりうろたえたり、の日々を縦横無尽に綴る!デビューエッセイ集『私はハロン棒になりたい』に書き下ろしを加えた充実の一冊。
目次
主婦とだんなの生活(主婦と入れ歯;主婦と行商 ほか)
本の生活(「渾身の官能巨編」を読みたかった日々;山口文憲『日本ばちかん巡り』が読みたい ほか)
主婦の旅ぐらし(台風とあんどんの旅;武田百合子と洋菓子の旅 ほか)
主婦の旅ぐらし 武生編
著者等紹介
青木るえか[アオキルエカ]
1962年東京生まれ。書評、競馬・競輪のエッセイなどの分野で活躍中。「本の雑誌」に書評エッセイを執筆のほか、大阪スポーツニッポンの競馬面で予想コラム「ギャンブル絵本」を連載。著書に『主婦でスミマセン』『主婦は踊る』(角川文庫)他。競輪選手のおっかけホームページ「日刊三宅伸」、OSKのファンサイト「随喜館」主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Syo
32
ふぅ。 古い本っていうか、 既読も未読もごちゃ混ぜに 入れてる本棚から 未読本を探してきて (既読本は、巻末にいつ読み終えたか書いてる) 今、読み終えました。 変わってるな、この人。 競馬と競輪とお寺と神社と そうそう本屋さんが好きで。 いいなぁ。2019/08/02
ダグラスまま
9
ハロン棒〜を読んでからだったので、内容が半分くらい読了済みのものでした。競馬話はよくわからない〜。旦那さんの出張みやげは猫、とあるグルメ本を読むと体重が一キロずつ増える謎、が面白かった。ほんとですかいな!えるか読書はとことんベストセラー本からかけ離れてますね。しょっちゅう新刊本を買い、旅に出るえるかさん。羨ましい。2013/08/09
み
8
感想を読んで読んでみた。面白かったぁ。微妙に棲息域がかぶってたのもあったからかも。他の作品も読んでみよっ♪2013/11/05
ざるめ
6
るえかさんって主婦業以外はフットワーク軽いな(^o^;)どんどん一人旅に出て楽しんでいるし(^^)v本の趣味はあんまり合わない気がした(--;)るえかさんの本を読み終わるごとに、だんなさまの尊敬度が増していく(;゜∇゜)2015/04/08
読み人知らず
6
ろくでもない女です。旅うちは憧れがあるなあ。小心者なので旅の予算までうってしまうきがして実行できないんだけど。寂れた町はいい2015/03/04