余命半年、僕はこうして乗り越えた! - がんの外科医が一晩でがん患者になってからしたこと

個数:

余命半年、僕はこうして乗り越えた! - がんの外科医が一晩でがん患者になってからしたこと

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784893088697
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

僕にはもう、「いつか」はない。
だから、「今すぐ」やるのです。
がん患者となった、がん治療医という希少種の僕だからこそ、伝えられることがある。

「何もしなければ進行胃がんで余命半年」と、ある日突然宣告された、
現役バリバリのがんの外科医が、立場が180度変わったから見えたこと。
どうしたら、医師とがん患者の距離は埋められるのか?
どうすれば、一日でも長く元気に、いのちの最長不倒距離を延ばせるか?

治療の選択、心構え、闘病のヒント、諦めない気持ち、家族との時間、そして誰かのために生きるということ……
がん患者さん、そのご家族、医療者の方、皆さんが読んでください。得られるものが必ずあります。
この本に涙はありません。がん闘病に必要なのは涙ではなく、冷静な判断力と、治療の正しい選択と、仲間と分かち合える希望。
「本書は、現役の外科医だった僕が、がん患者になってから何を考え、どう行動し、どんな死生観を得たかを綴った記録です。
この境遇を利用して僕と同じような患者の皆さんを、勇気づけたいのです。できることはなんでもしよう、そういうマインドで毎日を生きています。
自分ががんにならなければ、多くのがん患者さんに対して、なんの疑問も持たずに、当たり前のように治療を続けていたと思います。
自分が治療を受ける立場になったことは、ある意味、自分の治療のやり方を検証する機会にもなりました」
—西村元一

がんと診断されてから僕が行ってきたこと、並びに、
自分の経験からやっておけば良かったこと8項目を詳しく述べます。
~少々の反省も踏まえて~

1)いつがんが見つかってもいいように準備をする
2)がんと診断されたら(告知)
3)治療方針の決定
4)治療を受ける前に、まずはやっておくべきこと。やらないといけないこと
5)検査・治療中の注意事項
6)社会生活を送るにあたって
7)再発したとき
8)人生の最後を迎える準備

「自分ががんにならなければ、多くのがん患者さんに対して、なんの疑問も持たずに、
当たり前のように治療を続けていたと思います。自分が治療を受ける立場になったことは、ある意味、自分の治療のやり方を検証する機会にもなりました」

≪本書の内容≫
・プロローグ
一周年記念日/突然の下血/がん告知/僕が医者になった理由/四人の恩師/妻のこと/息子からのメール/
治療の前に断捨離を/がん患者初体験の日々/初めて知る、抗がん剤の副作用/味覚障害にはスープを/
一憂一喜の心を持つ/手術の選択と神頼み/いよいよ手術。人間は強し!/いつまでも君の席を空けて待っている/
キャンサー・ギフト/チーム医療の大切さ/約束をすることが生きる目標に/笑われたっていいじゃないか/
人の言葉に傷ついたら/患者と医者の間にあるフリと、ズレ/挨拶、感謝、そしてヨイショ!/鉄ちゃん医師/
患者となり、抗がん剤治療を受けてわかったこと/治療の山/記録ではなく、記憶に残る「死」/
いい生き方、いい死に方/濃密になった夫婦の時間/今まで僕がやってきたこと/
・終わりに
【巻末付録】
・がんと診断される前に、もしくはがんと診断されてからやらないといけないこと
・マギーズへの想い
・お母さんへ
・<がんとむきあう会>の皆さんへ
【対談:長尾和宏】『僕にはもう「いつか」はない。だから「今すぐ」やるのです』
【メッセージ:岸本葉子】『目標を持とう。できれば人と共有していけるものを』

西村 元一[ニシムラゲンイチ]
金沢赤十字病院第一外科部長。(現職)
「がんとむきあう会」代表。


この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

50
先生のこころの揺れ、それを踏まえての思考の変遷が綴られていて、身に染みることが多い。立場が大きく変わることの意味を感じざるを得ない。本人だけでなく、周囲の人、特に家族の在り方が変わる。なかなかできないが、真摯に向き合いながらも、どこかで楽観的な考え方も意味があるのだと思う。2023/03/10

3
余命半年と言われました。大抵の人はこのままでしょうな。2020/07/04

okatake

3
元さん、今年5月に亡くなられました。胃がん発症されて、余命半年と宣告されてから2年と2ヶ月でした。 大腸がんのスペシャリストとして、そして地域医療への移行者としての生涯でした。 私が知ったのは亡くなられてから、でもきちんと私たちに活字を遺してくれました。生前、交流のあった方たちにはその生き様を見せてくれました。 私も、そろそろお二人の年齢に近づきます。そのなかで、自分のできることは何かを考え続けていきたいと思います。2017/10/20

奈穂

3
父ががん闘病中で、日頃から弱さを見せない父の気持ちや、自分がどうしたらよいかがわからず、この本を手に取りました。 著者が「医者」であり「患者」であるからこそ言葉に説得力があります。家族へのメッセージにも重みがります。 渾身を込めた一冊のように感じました。 父の気持ち、私のすること。少しヒントを得られて気持ちが少し楽になりました。 病気と闘い、日々充実した毎日を送られている方々を思い、改めて自分の生活を反省しました。 現在の医療から思うこと等が書かれているので、早い時期に読むことをお奨めします。2017/06/23

Tomoe Shimoya Sato

2
お世話になった先生が逝かれ、追悼FB投稿にて本の存在を知り、手に取りました。グッと引き込まれる文章でした。医療者として働いてきて、気づかなかった盲点に気づくことができました。50代がん闘病をすることになった母を娘として支えた日々を思い出し、当時、彼女は生きる目標を持つ力を持っていたことに感謝したいと思いました。2018/07/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11171954
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。