ミネルヴァ日本評伝選<br> 全斗煥―数字はラッキーセブンだ

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ミネルヴァ日本評伝選
全斗煥―数字はラッキーセブンだ

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  • サイズ 46判/ページ数 388p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623098071
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0323

出版社内容情報

全 斗煥(1931年から2021年)第11、12代大韓民国大統領。
韓国現代史上最も悲惨とも言われる光州事件を引き起こすなど、韓国民主化運動の敵役として知られる全斗煥。彼による軍事政権樹立の経緯や光州事件への背景、退任後の晩年を、韓国大統領としての初の公式の来日など、日本との関係にも着目しながら追う。建国から戦争や経済的苦境、政治的混乱を経て、発展した民主主義国である現在に至るまでをたどる「もうひとつの現代韓国史」。

内容説明

戦後世代の日韓関係、歴史認識問題はここから始まった。

目次

序 死者の評価―韓国で最も嫌われた元大統領
第1部 スラム街から高級将校へ(貧しい少年時代;陸軍との出会い;助走期間;フロントランナーへの浮上)
第2部 血塗られた権力への階段(朴正熙暗殺事件;粛軍クーデタ;政権獲得と光州事件)
第3部 統治者としての全斗煥(政権の構造;政策的特徴;民主化への道;転落と最期)
終 全斗煥とその時代

著者等紹介

木村幹[キムラカン]
1966年大阪府河内市(現・東大阪市)生まれ。現在、神戸大学大学院国際協力研究科教授。著書『朝鮮/韓国ナショナリズムと「小国」意識』ミネルヴァ書房、2000年“アジア・太平洋賞特別賞受賞”。『韓国における「権威主義的」体制の成立』ミネルヴァ書房、2003年“サントリー学芸賞受賞”。『日韓歴史認識問題とは何か』ミネルヴァ書房、2014年“読売・吉野作造賞受賞”ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nnpusnsn1945

34
『ソウルの春』の悪役ぶりでお馴染みの全斗煥大統領の評伝である。安定した経済政策と文化政策(カラーテレビ、スポーツ等)をする一方で、民主化の弾圧は光州事件を筆頭に徹底したものであった。外交では日本(昭和天皇とも対面し、遺憾の意を表明しており、大半の韓国メディアは批判的だったが全斗煥は好意的だった)、アメリカ等を訪れた。しかし、強権政治が国内外から批判を浴び、盧泰愚を後継者として退任した。退任後は死刑判決を受けるも、恩赦となり、裁判を挟みつつ隠居中に死去した。2024/11/23

紙狸

19
2024年刊行。韓国政治の専門家として定評がある木村幹氏が全斗煥の伝記を書いた。木村氏が全斗煥政権の関係者にインタビューを行っていたし、全斗煥自身が2017年に自伝を出した(2021年に死去)。書くべき時期が熟して生まれた本。1931年生まれ、貧しい家庭の出身の全斗煥は、「民族主義」の洗礼は受けずに、むしろ「反共主義」の影響を受けた。全斗煥は粛軍クーデター、光州事件という権力掌握の過程の暗部で知られるが、その政権は韓国の経済成長を軌道に乗せた。プロ野球、テレビのカラー放送など一般国民の娯楽に力を入れた。 2025/01/27

EasternCat10

1
「ソウルの春」などで関心が高まっている全斗煥について論じた画期的評伝。幼少期や軍歴に始まり、地固めの上に成立した2度のクーデター、政権運営について論じる。 朴正煕体制の連続として捉えられがちな第五共和国の独自性を述べると共に、その背景にある全斗煥の思想的・経歴的背景を示しており興味深い。 全斗煥とは毀誉褒貶の激しい人物であり、こと保革分裂の激しい現代韓国社会においては、朴正煕以上に中立な論述が難しい。同時代資料へのアクセス、政治的中立性を含め、日本人による韓国史研究の可能性を感じさせた。2024/10/06

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