内容説明
自動車事故による外傷性頸部症候群患者の大規模調査など最新の医学的知見を踏まえた病態、診断、検査、治療から周辺疾患を解説、法的問題としては治療関係費から消極損害、慰謝料、素因減額など損害算定上の問題、後遺障害などを整理、工学的知見の再検討など、むち打ち損傷についてあらゆる多角的にアプローチした、交通事故に携わる実務家にとって大いに役立つ一冊です。
目次
第1編 医学的問題(頸部の解剖;むち打ち損傷の歴史;むち打ち損傷の分類 ほか)
第2編 法的問題(治療に関する問題;休業に関する問題;傷害慰謝料に関する問題 ほか)
第3編 工学的問題(むち打ち損傷の発生機序;賠償問題における工学的知見;新しい問題意識)