朝日選書<br> 新宿 「性なる街」の歴史地理

個数:

朝日選書
新宿 「性なる街」の歴史地理

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月26日 14時03分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 334p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784022630773
  • NDC分類 384.9
  • Cコード C0336

出版社内容情報

【社会科学/社会】ヘテロ、ゲイ、レズビアン、女装者が共存する「性なる街」の歴史地理。新宿が御苑周辺から西に拡大しながら、さまざまな性が共存する盛り場になっていく過程を、地図や交通網、地形、古老の証言によって解説する。古地図・古写真多数掲載。

三橋順子[ミハシジュンコ]
著・文・その他

内容説明

新宿の歓楽街は、酒場、ソープランド、ゲイタウン、女装者のコミュニティ、レズビアンが集まる店などが混在する、他に類のない地域だ。今にぎやかな歌舞伎町界隈はもともと場末で、戦後まもなく都電の停留所が移転してきて栄えるようになった。闇市に起源をもつ飲み屋街がいくつもあり、非合法な買売春が行われた「青線」だった。新宿御苑に近い「二丁目」は、江戸の宿場町・戦前の遊廓・戦後の「赤線」といった男と女の色街の跡地だ。1958年(昭和33)の売春防止法で、買売春が黙認されてきた「赤線」は没落、そこに1960年代末からゲイバーが集まりだして、世界有数の「ゲイタウン」が形成されていく。古地図や写真の中に、街の片隅に、わずかに遺されたかつての「性なる場」の痕跡を掘り起こし、「盛り場・新宿」ができあがる過程を読み解く。

目次

第1章 「新宿遊廓」はどこにあった?
第2章 「赤線」とは何か(1)―その成立
第3章 「赤線」とは何か(2)―実態と経済
第4章 「赤線」とは何か(3)―その終焉
第5章 新宿の「青」と「赤」―戦後における「性なる場」の再編
第6章 欲望は電車に乗って―都電と「赤線」
第7章 「千鳥街」を探して―焼け跡・闇市系飲み屋街の記憶

著者等紹介

三橋順子[ミツハシジュンコ]
1955年生まれ。性社会・文化史研究者。明治大学・都留文科大学・関東学院大学非常勤講師。主な研究分野はトランスジェンダー(性別越境)、買売春(戦後)の歴史的分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件