目次
はじめに 児童文学にとっての障害問題
第1章 児童文学における障害者の発見―明治時代における
第2章 比喩としての障害―大正時代(そして一九六〇年代の残像)
第3章 現実へ向かう児童文学―昭和前半期
第4章 最初の長編『美しい旅』と『手をつなぐ子等』
第5章 敗戦直後の児童文学
第6章 児童文学の新しいひろがり
第7章 「ピノキオ問題」
第8章 さまざまな障害児像―一九六〇~七〇年代
第9章 共生への長い道―一九八〇年代以降
著者等紹介
長谷川潮[ハセガワウシオ]
1936年、東京生まれ。1962年、都立三鷹高校定時制課程を卒業し、国際基督教大学図書館に勤務(1997年、定年退職)。1969年、通信教育で法政大学文学部を卒業し、勤務のかたわら児童文学の批評、研究に携わってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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