内容説明
日本の学校で学ぶ外国人児童・生徒は、文化摩擦の最前線に立たされている。彼らは日本の学校でどんな体験をし、日本の教育にどんな印象を抱いているのだろうか。「異文化」という厚い壁、受け入れ態勢の不十分さの前で、彼らの保護者、日本人教師もまた日々悪戦苦闘している。本書は、この三者のなまの声を集め、今や日本が避けて通れない「教育の国際化」を目指して、その方策を探ろうとするものである。
目次
第1章 外国人子女問題の社会的背景
第2章 現場からのレポート(家庭訪問での出来事;PTAって何?;教師・父母間コミュニケーション;弁当・給食・持ち物騒動 ほか)
第3章 それぞれの取り組み(行政;地域;学校;教師)
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