出版社内容情報
Jポップの歌詞を「ことば」として計量的な分析,成果をもとにAIにラブソングを作らせる。
伊藤雅光[イトウ マサミツ]
大正大
目次
第1部 Jポップの言語学(和風化するJポップ;Jポップはなぜ和風化するか)
第2部 中島みゆきとユーミンの言語学(中島みゆきと松任谷由実の歌詞はどちらが豊かか;中島とユーミンの「語り」の文体をさぐる;ナラティブモデルによる中島とユーミンの創作の解明)
第3部 男歌と女歌のテーマ分析(ユーミンは何を歌ってきたか;男性作詞家(シンガーソングライター)は何を歌ってきたか
女性詞作家とアイドルは何を歌ってきたか
男女の作詞家のテーマを比較する)
第4部 男歌と女歌の語彙分析(男歌と女歌のことばを計算する;男歌と女歌のことばを分類する;男歌と女歌のことばを分析する)
第5部 創作型人工知能とは何か(機械はラブソングを作れるか;機械的にラブソングを作る―失恋ソング生成語彙表の使い方;歌詞創作型AI研究の意義)
著者等紹介
伊藤雅光[イトウマサミツ]
1955年青森県生まれ。1981年國學院大學大学院文学研究科日本文学専攻(国語学)博士課程前期修了。現在、大正大学文学部教授。博士(文学・大阪大学)。専門は計量言語学、人工知能学、日本語学、テクスト言語学、自然言語処理学。現在、歌詞創作型AIの改良と、複雑系言語学と日本語構造史の開拓とに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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