出版社内容情報
ともだちのボレロからシラミをうつされたセレスティーヌ。かゆくて夜もねむれません。どうにかしてやろうとするアーネストですが……。こまったことも楽しいことに変えてしまう、そんなふたりのほほえましいお話です。
内容説明
ボレロからシラミをうつされたセレスティーヌ。何とかしてやりたいアーネストですが…。
著者等紹介
バンサン,ガブリエル[バンサン,ガブリエル][Vincent,Gabrielle]
ベルギーのブリュッセルに生まれる。ブリュッセルの美術学校で絵画を学び、以後長期にわたりデッサンに専念した。彼女の絵の最大の特長である線描の確かさは、そのたまものである。「くまのアーネストおじさん」シリーズは各国で高い評価を受け、世界10数カ国で出版されている。2000年9月ブリュッセルにて永眠
もりひさし[モリヒサシ]
本名、森久保仙太郎。絵本作家、絵本研究家、日本児童文学者協会名誉会員。また、白秋系歌人として活躍
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感想・レビュー
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陽子
23
遊びにやってきたボレロ。しかし、シラミ事件発生。ボレロ→セレスティーヌ→アーネストで伝染。眠れず辛くてかゆそうな様が伝わってくる。ふたりがお互いに、シラミを取ってその苦痛を和らげてあげようとしている様子に「いたわり」の情が。でも、感染源のボレロはシラミを苦にしていない。「ぼくには、いないよ」と言う。(「慣れる」ということは強いことなのかも) セレスティーヌがシラミをよーく観察して絵を描き、やっつけた後のスケッチが微笑ましかった。シラミを解決したふたりが、ボレロへも親切のお裾分けを忘れないところも和んだ。2020/02/11
海(カイ)
11
【図書館で】シラミ……。読んでいて、こちらまで痒くなってきた(笑)2019/02/07
がる
5
くまのアーネストおじさん⑲ かゆいのって辛いんだよね。 シラミはダメでしょう・・・。「ボレロがやってきた(シラミをつれて)」(笑)2011/04/17
ochatomo
2
見返しがセレスティーヌが描いた風に幼児画 元本2000年 2002刊2018/04/19
遠い日
1
070916【読書ノート/ひとことメモ】ちょっと汚いけれど、ボレロはすてきだ。2007/09/16