知られざるインド独立闘争―A・M・ナイル回想録 (新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 478p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784892193064
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0021

内容説明

日本初の本格的なインド料理店、東京銀座「ナイルレストラン」の創業者はインド独立運動家。インド国民軍、インド独立連盟の組織者として、ラシュ・ビハリ・ボース、スバス・チャンドラ・ボースらと反英インド独立闘争を展開したA・M・ナイルが歴史の真実を語る…。日本から満州、モンゴル、西域に至る広大な地空をめぐった波乱の活動と不屈の魂。「生」の歴史証言と感動の回想録。

目次

わが故郷ケララ
少年時代
転機
社会改革運動
岐路に立つ
日本へ
京都帝国大学で
ラシュ・ビバリ・ボースとの出会い
天皇の即位大礼
京都の学生生活
一九三二年~三三年・新たな転機
満州国で
モンゴル、新疆へ
東京訪問
再びモンゴルへ、わたしの反英“経済戦争”
再び満州国へ
結婚
満州国での最後の仕事
第二次世界大戦とインド独立連盟
バンコク会議
インド国民軍
インド独立連盟、シンガポールへ
スバス時代と第二インド国民軍
インパール作戦
スバス時代の終焉
日本の降伏
スバス・チャンドラ・ボースの失踪
インドと戦後の日本 パール博士の無罪論
印日平和条約

著者等紹介

ナイル,A.M.[ナイル,A.M.][Nair,A.M.]
1905年、インド、ケララ州に生まれる。1928年、来日。京都帝国大学土木工学科に留学。1942年、インド独立連盟設立に参画。以後終戦まで一貫して、インド独立のための諸運動にたずさわる。1949年、(株)ナイル商会設立。東京銀座にナイルレストランを開店して、現在に至る。1984年、勲三等受賞。1990年、インドのトリヴァンドラムで死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Yoshika Komatsu

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■ナイルレストランで購入した本。 ■著者の来日以前のインド植民地時代の状況、大陸での諜報活動、政治家や軍関係者、著名人との交友関係など多岐にわたり、面白くて一気に読み終えてしまった。 ■全てを鵜呑みには出来ないが、チャンドラ・ボース、モーハン・シン、藤原岩市の印象が変わった。特に藤原岩市は、素晴らしい活躍をした中野学校の諜報員というイメージだったので、別の視点からの手厳しい人物評には驚いた。2023/04/29

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