福田恆存と三島由紀夫〈下〉―1945‐1970

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784892055973
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

「適応異常の時代」を、二人の文士はいかに生き、いかに考えたか。政治・社会史と精神史を融合し、福田と三島の軌跡と交錯を描き切った、空前絶後の傑作評論。第10回正論新風賞受賞。

目次

「生き方」としての国語
「領土拡張」への愛護と苦労
「保守主義」といふ甘い罠
「ニヒリスト」の正体
泰平の世の「憂国」
「悪魔」はゐなくなつたか?
「二元論」としての防衛論
高度成長の「天国と地獄」
「破滅」の予感
顔色を見て呟け「日中友好」
その道険し「雲」の峰
「祝辞」といふ名の挑戦状
「思想」と「芸術」の間で
「適応異常」の戦後史
「日本」を孤立させるな
「昭和元禄」の呪ひ
「死の哲学」は再建されたか
言論の空しさ

著者等紹介

遠藤浩一[エンドウコウイチ]
昭和33年(1958)年、石川県金沢市生まれ。昭和56年、駒澤大学法学部卒業。民主党広報部長などを経て拓殖大学大学院教授、日本文化研究所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品