エブリシング・バブルの崩壊

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エブリシング・バブルの崩壊

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087861358
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0033

出版社内容情報

コロナ禍で空前の金融緩和が行われて3年。インフレ懸念、利上げの必要性を叫ばれてきたが、いよいよ2022年は、FRB(米国の連邦準備理事会)の方針大転換で、3月から利上げが始まり、世界経済のフェーズが変わる。
米国のインフレ率は、2022年1月で前年比8.6%に達し、食料や生活用品が値上げされているばかりか、賃金も上昇している。
しかし日本では、思うように賃金が上がらず、物価の上昇だけが先行する不況下のインフレ、すなわちスタグフレーションが懸念されている。
また米国が撤兵したアフガニスタンの混乱や、ウクライナへのロシア侵攻の懸念など、地政学リスクが増大することによって、原油や天然ガス、小麦などのコモディティ価格が上昇し、ますます世界のインフレに拍車をかける状況となった。
一方、世界経済の牽引車だった中国は、恒大集団の実質的な破綻など不動産バブルの崩壊がささやかれ、景気の後退が懸念されている。
こうした様々な世界経済のほころびが明らかになった2022年、上昇しすぎた世界の株式市場や不動産市場はどうなるのか?
今後の世界経済はどのように展開していくのか?
すべてがバブルと思われるほど価格が上昇したいま(2022年春)、リーマンショック以上の世界経済の崩壊(!)が近づいていることを、著者は深く懸念している。
さらにサイバーセキュリチィーへの懸念や暗号通貨の広がりなど、グローバル化、デジタル化した世界経済ならではの、新しい問題についても警鐘を鳴らしている。
著者は、こんなときだからこそ、日本に世界の資金が集まるチャンスとも言う。
投資をする人も、そうでない人も、世界経済の大転換期に入った今、是非読んでおきたい一冊である。

( 目 次 )
第1章 エブリシング・バブルはFRB緩和バブル
第2章 キャリーバブルとキャリークラッシュ
第3章 難儀きわまるインフレがやってきた
第4章 日本経済の今後を考える
第5章 中国で全開する習近平ワールド
第6章 ウクライナ、アフガニスタンなどの地政学リスクの変化
第7章 世界標準に比して無防備に近いサイバーセキュリティー
第8章 暗号通貨の正体

[著者] Emin・Yurumazu (エミン・ユルマズ)
トルコ・イスタンブール出身。16歳で国際生物学オリンピックの世界チャンピオンに。1997年に日本に留学。
一年後に東京大学理科一類に合格、2004年に東京大学工学部を卒業。2006年に同大学新領域創成科学研究科を修了し、生命科学修士を取得。
2006年野村證券に入社。投資銀行部門、機関投資家営業部門に携わった後、2016年に複眼経済塾の取締役・塾頭に就任。

内容説明

いよいよコロナ禍の金融緩和が終わる。2022年は金利も上昇、世界経済は新たなフェーズに入る。空前の株高・資源高・不動産高のバブル、その崩壊はいつなのか?暗号通貨の未来、地政学リスクの影響、見逃せない話題満載。

目次

第1章 エブリシング・バブルはFRB緩和バブル
第2章 キャリーバブルとキャリークラッシュ
第3章 難儀きわまるインフレがやってきた!
第4章 日本経済の今後を考える
第5章 中国で全開する習近平ワールド
第6章 ウクライナ、アフガニスタンなどの地政学リスクの変化
第7章 世界標準に比して無防備に近い日本のサイバーセキュリティ
第8章 暗号通貨の正体

著者等紹介

ユルマズ,エミン[ユルマズ,エミン] [Yurumazu,Emin]
トルコ・イスタンブール出身。16歳で国際生物学オリンピックの世界チャンピオンに。1997年に日本に留学。一年後に東京大学理科一類に合格、2004年に東京大学工学部を卒業。2006年に同大学新領域創成科学研究科修士課程を修了し、生命工学修士を取得。2006年野村證券に入社。投資銀行部門、機関投資家営業部門に携わった後、2016年に複眼経済塾の取締役・塾頭に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

69
とてもまともな考えを持った方だと思いました。「成長と分配の好循環の実現を目指す新しい資本主義」という岸田のスローガンを、「市場はこういうわかりにくいメッセージを嫌がる」とバッサリ。「テクノロジーを深く理解してない人は政治家になれない時代」は、正論ズバリです。インフレ局面では現物資産を持つべきや、誰かの借金によりお金が生まれて市場経済に入りお金が増えるなど、全くその通りです。借金による信用創造が経済活動の出発点なのに、国の借金が多くて大変だからと税金を上げようとする霞が関のみなさん、正しく理解してますか?2024/03/01

tetsubun1000mg

12
米国や英国の家賃の高沸と日本と比べて収入金額の格差から、日本の経済力や企業の生産性の低さを論じる経済書が多い。 アメリカのGAFAMや中国のBATHの様な世界の先頭を突っ走っているのが現状のようだが、この本の著作者によると先進国の金融緩和によるバブル(エブリシング・バブル)だという視点。 今年からアメリカのバブルが弾けだして、株や債券が暴落を始める。 製造業バブルを作り出していた中国も余剰資金によって不動産業界が膨れ上がってきていたが中国政府も救済しないようだ。 違った角度から世界経済を見直すのも面白い。2022/08/07

きみどり

8
おどろおどろしい装丁から、もっと扇情的な内容を想像してたんだが、至ってまともな初心者向け経済本。でも私…コール・オプションの仕組みが何回説明されても分からんのだわ。それ言うたら空売りの仕組みもだけどな!(←威張るな)まあいい、どっちも無縁だから。米国経済のクラッシュがいつになるのかなんざ、お釈迦さまでも分かるめぇ。でもきっと、その日はやってくるんだよね…必ず。2023/06/29

ぐっちょい

8
【社内本】とても読み応えがあった。為替、株価、原油、半導体、中国経済、各国の有事など、お金の動きにはかならず説明できる要因の連なりで起きているのだとよく分かる。国民性や地政学。未曾有の出来事など要因は多岐にわたる。結果を見ればその道筋は理解はできても、風が吹いた時点で桶屋が儲かるなんてほぼほぼ予想はできない。だからこういう有識者のナレッジをいち早く取り込んで自分なりの仮説を立てていくしかないのだろうね。とりあえずこの本を読んで、為替オプションは様子見、インデックスは国内株にも目を向けていこうと思った2022/08/07

ジキル

5
昨今の経済問題、国際問題等についてちょっと読んでみたく、手に取ってみました。著者の説明は、なかなかそれらしい気がしましたが、今後どうなるのでしょうね。とりあえず、この本の発売時点で、著者が押していた防衛関連の株は、現時点で2倍くらいになってました。2022/08/03

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