出版社内容情報
気持ちが悪い、ムカつく等のキーワードを軸に科学的実験や新奇なトピックスを織り交ぜながら、拒絶する行動・心理の裏に、何が隠されているのかを探る。視覚、嗅覚、味覚などの「嫌悪感」から人間心理の不思議さと未知の謎を解明する
内容説明
「異国の発酵食品、昆虫食」「死を想起させる現象、病気」「ホラー映画、スプラッター映画」「他人が汚した痕跡」…人はいかに受け入れるのか―五感で思わず拒絶するその正体と、反応の謎。「生理的に受け付けない」メカニズムを解明する。
目次
1章 さあ、食べよう
2章 嫌悪する瞬間
3章 脳における嫌悪感
4章 細菌戦争
5章 不快なのは他人
6章 ホラーショー
7章 性欲と嫌悪感
8章 法と秩序
9章 嫌悪感が教えてくれること
著者等紹介
ハーツ,レイチェル[ハーツ,レイチェル][Herz,Rachel Sarah]
嗅覚心理学における第一人者。カナダ・トロント大学で心理学の博士号を取得、ブリティッシュコロンビア大学、米国・モネル化学感覚研究所を経て、2000年からブラウン大学精神医学の客員准教授
綾部早穂[アヤベサホ]
筑波大学で博士(心理学)を取得。高砂香料工業(株)総合研究所勤務、健康科学大学福祉心理学科助教授、Philip Morris USA Inc,Sensory Research Institute,Senior Researcherを経て、2007年より筑波大学人間系心理学域准教授。専門は嗅覚心理学
安納令奈[アンノウレイナ]
筑波大学国際関係学類卒業後、アメリカン・エキスプレス日本支社や国際NGOなどで広報・ブランディング・マーケティング分野に携わる。2003年からフリー。ビジネスを中心に、ウェブ、出版、エンターテイメントなどの分野の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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香菜子(かなこ・Kanako)
中年サラリーマン
あこ
金平糖
色々甚平