内容説明
２１世紀を前にして栄養士法改正が、第１４７回通常国会で成立し、管理栄養士の免許制の実現、管理栄養士業務に傷病者の栄養のための栄養指導が位置づけられました。しかし、介護問題はまさにこの面の最大課題です。本書は、介護・福祉施設で働く栄養士のためにまとめられた、実践マニュアルです。
目次
第１部 介護保険と栄養士
第２部 介護・福祉施設における栄養士の役割
第３部 栄養アセスメント
第４部 栄養ケアプランと栄養士
第５部 高齢者への栄養対策と食事ケアＱ＆Ａ
第６部 栄養補助食品とその利用法について
第７部 在宅ケアにおける食生活支援
第８部 栄養管理業務実践マニュアル資料集―すぐ使えるフォーマット集付
著者等紹介
松月弘恵［マツズキヒロエ］
昭和５７年日本女子大学家政学部卒業。聖マリアンナ医科大学付属病院栄養部を経て、平成７年日本女子大学大学院修士課程修了。平成１１年東京家政学院家政学部講師に就任。平成１０年７月より、地域活動栄養士の自主活動グループ“在宅栄養アドバイザーＥ－ｎｅｔ”を結成し、東京・世田谷で地域の開業医や訪問看護ステーションと連携して在宅医療にかかわる
松崎政三［マツザキセイゾウ］
昭和４４年聖徳栄養短期大学卒業。東京厚生年金病院入職。湯河原厚生年金病院、大阪厚生年金病院栄養部長を経て、平成９年東京厚生年金病院栄養部長に就任、現在に至る。この間、厚生年金看護専門学校非常勤講師、ＨＩＴ研究会幹事、咀嚼学会常任理事、臨床栄養協会評議員、日本栄養士会全国病院栄養士協議会副会長などを歴任する
政安静子［マサヤスシズコ］
昭和４２年日立製作所国分工場、４９年茨城県学校給食会、５１年鯉渕病院を経て、５５年より茨城県立コロニーあすなろに勤務。平成元年より同栄養士長を務める。その間、茨城県栄養士会支部運営委員、茨城県栄養士会理事、日本栄養士会全国福祉栄養士協議会副協議会長を歴任し、平成６年より日本栄養士全国福祉栄養士協議会会長に就任、現在に至る
有沢正子［アリサワマサコ］
昭和６１年女子栄養大学栄養学部栄養科学部卒業。平成８年ダイナボット社入社。その後、平成１０年ウィスコンシン州立大学大学院栄養学部卒業。平成９年５月から１０年４月まで、ＡＤＡ（アメリカ栄養士会）臨床栄養士インターンシップ。現在、ダイナボット医薬品事業部本社マーケティング本部医薬情報・研修部栄養剤製品学術情報担当。管理栄養士、米国登録栄養士を取得している
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