アザラシの赤ちゃん〈２〉

小原 玲/大塚 敦子【著】

文春ネスコ（1992/05発売）

• サイズ B6判／ページ数 1冊(頁／高さ 20X14cm
• 商品コード 9784890368341
• NDC分類 748
• Cコード C0072

出版社内容情報

ブームの元祖「アザラシの赤ちゃん」最新作。今回は思わず吹きだす面白くて可愛らしい姿を満載。季節を問わずプレゼントにも最適です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kawai Hideki]

娘チョイス。シリーズ第2巻。前作に比べると赤ちゃんがのんびりゴロゴロしているだけの写真が多い。しかし、解説を読むとアザラシの世界の厳しさに震え上がった。純真無垢な赤ちゃんの白い産毛は、生まれてからたった2週間で抜けてしまい、灰色の毛皮が現れてくるらしい。そして、毛が生え変わる頃にはお母さんは子供を置いて旅立ってしまうとのこと。氷原は割れ、赤ちゃんも冷たい水に入って、自ら泳ぎ、エサをとることを覚えなければならない。シャチに襲われたり、嵐で命を落としたりも。1年後の生存率は5割。アザラシの赤ちゃんに幸あれ。

2016/02/24