出版社内容情報
最高級の中国茶はすべて台湾に集まる。味わい方・茶器選び、そして茶うけ菓子・茶葉料理まで、自由で楽しい喫茶の世界が大きく広がる
内容説明
帰りの山道で、阿里山高山茶を飲ませる露店に立ち寄り、飲んでみた。煮えたぎったやかんを脇に置いて無造作に茶碗へ注いでくれる高山茶は一杯10元だ。茶碗にふうふう息を吹きかけるたびにしめった花のエッセンスが、鼻の奥へ入り込み、官能の扉を開く。二杯目を飲むころには、周囲の人混みがまるで気にならなくなっていた。心が落ち着いて、山の本来あるべき静けさに浸れるようになった。得体の知れぬエネルギーが身体の中を駆けめぐる。高山茶は霊峰で飲んでこそ美味しい。
目次
第1章 中国茶スタイルブック
第2章 茶器・淹れ方・飲み心地
第3章 身体にやさしいお茶の精
第4章 ティーラバーの台湾
エピローグ 中国茶で五感のトレーニングを
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