- ホーム
- > 和書
- > 理学
- > 環境
- > 資源・エネルギー問題
内容説明
原子力は“善”でも“悪”でもない。発電や軍事だけでなく医療や農産物加工まで、私たちの日常生活にも根づいている原子力技術について、元フランス国防省戦略問題局補佐官で核問題の専門家、ブルーノ・テルトレが解説する。
目次
原子力テクノロジー(原子核反応―核分裂と核融合;核原料物質と核燃料サイクル;ウラン濃縮 ほか)
民生利用の原子力(民生分野ではどんな原子力技術が活用されているのか?;発電用原子炉;世界の原子力発電 ほか)
軍事利用の原子力(軍事に使われる原子力技術;核兵器のしくみとは?;核兵器の運搬手段 ほか)
付録
著者等紹介
テルトレ,ブルーノ[テルトレ,ブルーノ] [Tertrais,Bruno]
フランス戦略研究財団(FRS)上席研究員。1990~1993年、北大西洋条約機構国会議員会議(NATO‐PA)の民生安全保障委員会ディレクターを務める。1993年フランス国防省に入省。2001年まで戦略問題局補佐官を担当するかたわら、1995~1996年、アメリカのシンクタンク、ランド研究所にて客員研究員を務める。2007~2008年、国防白書編纂委員、ヨーロッパ及び諸外国における政治白書編纂委員を受け持つ
小林定喜[コバヤシサダヨシ]
長野県出身。1958年東京大学農学部(水産化学)卒、同年東京大学新聞研究所(現・東京大学大学院情報学環教育部)修了。以降、総理府科学技術庁(現・文部科学省)放射線医学総合研究所(放医研)において放射線の障害、防護、健康・環境リスク評価についての実験・理論研究に従事。東京大学農学博士。放医研名誉研究員、日本リスク研究学会名誉会員、日本放射影響学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 走る? 文春文庫