内容説明
長崎に凄い男がいた…幕末、大村藩士の長男に生まれた彼は、新しい時代に必要な英語力を身に着け、誠実さとバイタリティで幾多の困難を乗り越えた。まさしくゼロの状態から日本有数の大商人となり、明治から今に続く百年企業を作った。
目次
第1章 波止場の出世松
第2章 広運館を経て英語通弁係となる
第3章 一念発起して函館へ
第4章 石炭販売と船舶給水で名をはせる
第5章 海運業でアジアを雄飛する
第6章 地方行政での活躍と政界進出
第7章 上海航路就航と有明線敷設
第8章 求めて得られざるなく、叩いて開かれざるなき
著者等紹介
藤本健太郎[フジモトケンタロウ]
2019年、九州大学大学院人文科学府博士後期課程修了(日本史学専修)。2023年~現在、長崎外国語大学外国語学部准教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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