内容説明
原爆で妻と三人の子どもを亡くした悲しみと孤独を詠んだ原爆句は読む人の胸をうつ。「原爆句抄」全二〇〇句を小崎侃が木版画で彫った。
目次
第1章 炎天―句抄整理番号1~51(昭和20年、21年、22年)
第2章 流転―句抄整理番号52~60(昭和23年)
第3章 仔羊―句抄整理番号61~107(昭和40年、41年、42年)
第4章 迷鳩―句抄整理番号108~136(昭和43年)
第5章 歳月―句抄整理番号137~172(昭和44年、45年)
第6章 黙祷―句抄整理番号173~200(昭和46年、47年)
著者等紹介
小崎侃[コザキカン]
1942年熊本県生まれ。1943年~1961年加津佐、喜々津、長崎市で育つ。1962年東京・太平洋美術学校入学(彫刻家富永直樹氏の知遇を得る)。1976年長崎市に戻り、木版画、彫刻の創作活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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