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内容説明
日本人とはなんなのか。どこからきて、どこへいくのか。こたえはテレビドラマのなかにある。
目次
第1章 日本人の肖像(刑事ドラマの懲りない魅力、「日本株式会社」の組織論―むかし『七人の刑事』いま『踊る大捜査線』;現代ホーム・ドラマ論序説―『渡る世間は鬼ばかり』をめぐって ほか)
第2章 都市と人間(都市とテレビの関係―ドラマに描かれる「界隈」性と映像地政学;ドラマが提示する「東京」について―『東京卒業』は過食症都市への別れの詩だ ほか)
第3章 新世代との交感、あるいは現代のコミュニケーション(私語世界に閉じる世代へのドラマ散見;居場所のない「一四歳」に挑むドラマ ほか)
第4章 男の色、女の色(時評 見えない時代の「男たちのドラマ」講義;時評 連続ドラマ界三点セットのいろいろ―呪いの『羅刹の家』とドタバタの『ショムニ』、純愛の『めぐり逢い』など ほか)
著者等紹介
松尾羊一[マツオヨウイチ]
本名・吉村育夫。1930年東京都(旧京橋区入船町)生まれ。53年、早稲田大学第一文学部仏文科卒。文化放送入社。主に社会教養番組のディレクターとして『スリ山に育つ子ら』『ある捜索願い』(民放連盟優秀賞)『この十年の記録』(同最優秀賞)などを制作。『25時の討論会』および『ニューヨーク・ホットライン』でギャラクシー選奨。『長屋のご隠居てれび指南帳』(毎日新聞)、『てれびトレンディー』(月刊「ブレーン」)、『新・調査情報』(ドラマ・レビュー欄)を連載中。目白女子短大非常勤講師。民間放送教育協会企画委員。文化放送番組審議委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。