出版社内容情報
モニタリングやチェックを伴う評価方法を示し、委託先の破綻や請負返上等の問題に対処し、アウトソーシング等の効果を最大化する。
目次
序章 これからの公共の役割
第1章 自治体アウトソーシングの時代
第2章 指定管理者制度におけるモニタリング
第3章 横浜市における指定管理者の第三者評価制度
第4章 指定管理者の第三者評価制度の発展の可能性
第5章 アウトソーシングを成功させるために
資料
著者等紹介
南学[ミナミマナブ]
公立大学法人横浜市立大学理事・教授。1953年生まれ。横浜市出身。東京大学教育学部卒、カリフォルニア大学ロスアンゼルス校教育学大学院(教育学修士)修了。77年横浜市役所入所、2000年静岡文化芸術大学助教授、2004年神田外語大学教授。2002~2004年まで横浜市参与を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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atamura
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地方公共団体が保有する公共施設の運営において、従来の業務委託とは異なり、使用許可などの行政処分も含めて、議会の議決を経て指定した民間事業者に委託できる「指定管理者制度」の解説書。本書は、この制度により、地方公共団体による施設の意義(アウトカム)の明確化や指定管理者のモニタリングの重要性を指摘しており、管理費用の増加に伴う総費用の増加の可能性を正直に認めている。一方で、行革を人員や費用の削減に矮小化せず、行政サービスの効率化と質の向上の意義を主張している点が秀逸。行革の議論はこうでなければいけない。 2014/12/21
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