内容説明
画家であり、小説家であり、随筆家であり、また、ジャーナリストでもあった、水島爾保布が関東大震災後の復興間もない東京をヴィヴィッドに描いたルポルタージュを抄録。
目次
門松廃止
復興は胃袋より
江戸から東京
世界第一の災禍
銀ぶら愚談
バラック遊廓
地震切手
復興記念塔
丸ビル罵倒
随筆的バラック街
著者等紹介
水島爾保布[ミズシマニオウ]
明治17(1884)年、東京下谷根岸生まれ。画家、小説家、随筆家。明治41年に東京美術学校日本画科卒業。代表作に『東海道五十三次』がある。武林無想庵らの同人誌「モザイク」に参加して小説や戯曲を発表したり、長谷川如是閑らの雑誌「我等」に随筆や短評を書いて活躍した。1958(昭和33)年没
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