内容説明
明治の日光で光彩を放ったものが、歴史の闇に埋もれようとしている。保晃会碑と浩養園、日光に所在した華族などの別荘、大谷川に架かる神橋など、足尾銅山細尾鉄索…。日光の知られざる歴史を再検証した注目すべき労作!!
目次
第1章 浩養園(保晃会の設立と解散;保晃会碑の建設 ほか)
第2章 旧日光市に於ける華族等の別邸(三条実美公爵別邸;鍋島侯爵別邸 ほか)
第3章 日光橋と神橋および朝日橋(神橋;仮橋 ほか)
第4章 足尾銅山細尾鉄索(第一・第二鉄索)と馬(牛)車鉄道(明治二〇年頃の足尾銅山の状況;鉄索の架設 ほか)
著者等紹介
安生信夫[アンジョウノブオ]
昭和20年疎開先の足尾町で生まれる。栃木県立鹿沼農商高等学校卒業後、日光社寺営林事務所勤務。平成20年退職。在職中より旧日光市・足尾町・粟野町上粕尾地区の明治期以降について調べ続ける。所属団体:鹿沼史談会、日光史談会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。