内容説明
ぼくはどこから来てどこへ行くの?ビックバンからコンピューター文明に至る壮大な宇宙の歴史絵本。
著者等紹介
たなかかずお[タナカカズオ]
田中和雄。1935年東京生まれ。子どものころから本屋になりたかった。1976年(株)童話屋創業。1977年童話屋書店開店(1998年閉店)。1980年出版創始
あべ弘士[アベヒロシ]
1948年北海道生まれ。旭山動物園で25年間飼育係。今は絵本作家。「あらしのよるに」で講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞JR賞、「ゴリラにっき」で小学館児童出版文学賞、「ハリネズミのプルプル」シリーズで赤い鳥さし絵賞、「どうぶつゆうびん」で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞、と日本の絵本賞を総なめにした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんとまん1007
54
小さな小さな絵本。でも、この1冊に含まれるのは、生命の歴史そのものであり、今、自分が存在することの奇跡。気の遠くなるような時間の流れと、そこで起きたたくさんのことがそこにある。この1冊を素直に受け取れること・・・それを、自分自身の今を測るリトマス試験紙にしたいと思う。2022/04/24
ミスターテリ―(飛雲)
35
図書館で偶然に見つけた絵本「自分におどろく」とは、なぜ自分がいまここいるのか、それがどれほどの奇跡や偶然の積み重ねの結果で、そのことにおどろくということ。子供にもわかるように、宇宙の成り立ち、人類の誕生から今までをやさしく、おもしろく、そしてていねいに描いている。「いまきみはそこにいる 億兆分の一の確率で、40憶年の赤い糸をたどって生まれてきたきみ、奇跡のきみ。そのきみにはきっとミッションがあるのだ。そのミッションとはたったひとつ、この青い星地球を子孫に引き継ぐこと」たった100ページのなかに真理がある。2021/02/03
ムーミン
22
自分という存在を意識する。そこから物事を考えてみる。2022/01/30
Naomi
21
物知りな本屋店員さんからオススメしていただいた、「第23回日本絵本賞」候補絵本の1冊。 小ぶりな本の中に人類の歴史が詰まっていて、びっくりしました! 自分が今ここにいることの素晴らしさを感じます。2018/01/21
yu yu
12
ビッグバンから自分、そして子孫まで。奇跡におどろき。絵は あべ弘士さん。2017/09/19
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- 和書
- 愛しい女 〈下〉