内容説明
レプラコーンは、世界中に名を馳せているわりには実体が知られていない。ほとんどのひとが知っているのは、レプラコーンの好きなものは「靴作り」と「黄金の壺」と、その根もとに黄金の壺が埋まっているという「虹」だ、という程度。本書はこの妖精について知られていることすべてを調べあげ、その暮らしぶりや仲間の妖精たちとの違い、アイルランドの各地方ごとに伝わる民話などを、初めて広く公開する。
目次
第１章 習慣および住まい（しるし；住まい ほか）
第２章 ならわしと文化（ゲーム；カササギ ほか）
第３章 レプラコーンの部族について（ラインスター地方；マンスター地方 ほか）
第４章 レプラコーンの親戚たち（ファー・デルグ；プーカ；ブラウニー；ブウカ；ピスキー；スプリガン；ノッカー；ホブゴブリン；ロビン・グッドフェロウ；コボルト）
著者等紹介
アンダーソン，ウェイン［アンダーソン，ウェイン］［Ａｎｄｅｒｓｏｎ，Ｗａｙｎｅ］
１９７０年代後半に『魔法のサーカスＴｈｅ Ｍａｇｉｃ Ｃｉｒｃｕｓ』など古典的な作品のイラストでデビュー
井辻朱美［イツジアケミ］
歌人・作家・翻訳家。白百合女子大学文学部助教授。専門は英米ファンタジー。「水の中のフリュート」で第２１回短歌研究新人賞受賞
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感想・レビュー
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DRYM_8
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面白い！題名の『ほのぼの』に惹かれて読んだのだけど、レプラコーンと近親？の妖精族とされるものについて、実話？を交えて語られる本。たまに怖いけど、共存していることもある、いまもすぐ近くにレプラコーンでないにせよ、例えば座敷童とかいるかもしれない…と想像を膨らませて楽しく読めました。2013/05/06
