内容説明
物語を通して浮かび上がる現代日本の娼婦の実像。付『戦後の性風俗の歩みと娼婦小説』相関表。
目次
第1章 敗戦直後の娼婦小説
第2章 売春防止法施行前後の娼婦の物語
第3章 女性が書いた娼婦小説
第4章 ソープランドを舞台にした娼婦の物語
第5章 現代日本の娼婦小説
第6章 日本人の娼婦観を変えた娼婦の物語
著者等紹介
伊藤裕作[イトウユウサク]
早稲田大学教育学部を7年掛けて卒業後、風俗嬢をファッションプロレタリアートと規定し、山谷に入るのではなく吉原へ入って風俗ライター歴30数年。現在、法政大学大学院修士課程に在籍して、戦後の“娼婦小説”を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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