内容説明
コンディヤック、ボネ、メーヌ・ド・ビラン、ビシャ他、通例の哲学史には登場しない影の巨人を取り上げ、西洋近代に流れる最低音部を描出。苦闘する思考を解剖。
目次
3 著作家の思考をほぐす(2)(コンディヤックの記号論;記号における運動の発見;シャルル・ボネの「立像」のフィクション;ビシャ;二つの生命と二つの生命特性―ビシャの生命思想とその論理;生命と意識―ビシャの生命論;デステュット・ド・トラシの観念学の理念;メーヌ・ド・ビランと観念学の理念;メーヌ・ド・ビランの反省の概念について;メーヌ・ド・ビランの思想における原因概念の位置について ほか)
著者等紹介
松永澄夫[マツナガスミオ]
東京大学大学院人文社会系研究科教授。1947年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。