内容説明
自由放任的個人主義に導かれ、過剰な業績・金銭志向が風靡するアメリカ消費資本主義文化を鋭く批判。価値中立的な事実分析を超えたその営為は、格差社会に象徴される様々な矛盾が噴出する現代に、新たに強くアピールする。
目次
第1章 人と時代と業績(若き日のリンド;壮年期のリンド;熟年・晩年のリンド;リンドの思想的背景)
第2章 コミュニティ調査の展開と社会分析(ミドルタウン調査;変貌期のミドルタウン;何のための知識か?)
第3章 評価・影響・現代的意義(評価;影響・継承;現代的意義)
付録
著者等紹介
園部雅久[ソノベマサヒサ]
1950年、東京都に生まれる。1981年、東京都立大学大学院社会科学研究科単位取得退学。現在、上智大学総合人間科学部教授。社会学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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