内容説明
持続可能な社会は生活者がつくる。業者や専門家・官僚が支配する現在の市場社会を変えるのは生活者だ。情報の共有と「有権者」としての自覚が新たな市場文明をつくる。日本学術振興会人社プロジェクトの成果。
目次
第1章 何が問題か?―市場システムのガバナンスにおける生活者の役割
第2章 消費者がつくる「市場」―市場メカニズムによる森林保全の可能性
第3章 患者がつくる「市場」―医療評価と患者の決定
第4章 投資家がつくる「市場」―開かれた証券市場
第5章 依頼者がつくる「市場」―司法制度改革
第6章 生活者がつくる持続可能な社会―消費者団体訴訟制度を生かす
第7章 生活者と市場
著者等紹介
久米郁男[クメイクオ]
1957年生まれ、早稲田大学政治経済学部教授。研究テーマは利益団体の役割に焦点を当てながら、日本の政治経済の特徴について研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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