記憶の不確定性―社会学的探究

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記憶の不確定性―社会学的探究

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  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784887136014
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C3036

内容説明

近代化がもたらす故郷喪失や記憶の変容・欠落の中、我々の自己はゆらぎ、アイデンティティは混迷へと導かれる。この現代の不確定性に伴う忘却・反覆・成熟・充溢という四つの徴候群を、四人の同時代作家、後藤明生・古井由吉・村上春樹・津島佑子の作品を通して浮き彫りにするのと共に、無数の複雑系が織り成す現代の相貌“からくりとしての世界”を縦横に解読し、現代における生の新たなスタイルを提示する白熱の論考。

目次

第1章 記憶と社会
第2章 記憶の不確定性―フロイトとベルクソン
第3章 忘却と笑い―後藤明生
第4章 反復する身体―古井由吉
第5章 成熟の探究―村上春樹
第6章 記憶の充溢―津島佑子

著者等紹介

松浦雄介[マツウラユウスケ]
1973年京都府に生まれる。2001年京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。熊本大学文学部専任講師。専攻は社会学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ゆうき

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記憶は現在から過去をみるのか、他者との相互行為によって過去は作られるのか。記憶は現代の故郷喪失や自己の危機により不確定性という危機にさらされている。文学で描かれる記憶から現代に生きる私たちの記憶へと接続する。記憶は忘却され、思い出すという反復、個人の成熟により過去から現在への再帰性の強化、過去の記憶よりも現在進行系の充溢という流れを生んでいる。我々の記憶は複雑な現代社会の中でゆらぎをみせながらも私を維持するための記憶として存在している。2014/08/24

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