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内容説明
駆けつけたボランティアは延べ150万人を超えた阪神・淡路大震災時救援活動の調査・分析を通じ、多発する災害、超高齢化の進展等、すでに公的福祉がカバーできぬ現実を見据えつつ、ボランティア活動の定着化、システム化の条件と課題を追求するとともに、サブシステンス=根源的な生の支えあいをキーワードにその新たな理論化を図る意欲作。
目次
第1部 市民活動研究の展開(市民活動の広がりと研究課題;「生」に関わる市民活動への注目;戦後日本におけるボランタリズムの変遷)
第2部 阪神・淡路大震災が生みだした市民活動(大震災とボランティア活動の展開;新たなボランタリズムの生成;共感にもとづく非営利事業;地域社会に根づくコミュニティ事業;市民活動団体による「資源獲得の戦略」)
第3部 市民活動研究の理論的課題(市民活動のアドボカシー機能・再考;ボランティアが切りひらく市民社会の可能性)