内容説明
事件より50年。「七生報国天皇陛下万才」を獄中に遺し自ら命を絶った、その壮烈にして清純なる魂。
目次
供述調書(昭和三十五年十一月一日分)
供述調書(昭和三十五年十一月二日分)
二矢の短い生涯―親の夢子供の夢(山口晋平)
大空に会わん―二矢の死(山口晋平)
二矢忌(山口晋平)
あとがき(山口二矢顕彰会)
感想・レビュー
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安南
41
ピュリッツァー賞受賞写真が表紙。ほぼ『テロルの決算』で読んだ内容だが、街宣車上で旗竿を構えた写真だけでも購入の価値あり。惚れ惚れ。だいたい名前が素敵すぎる。おとや…なんてよい響き…。偶然にも私にとって縁のあるお寺に埋葬されていることを知り墓参りもした。そんな恋心を知り合いのアラ還お姉さま方に話したらドン引きされてしまった。「テロリストでしょう?人殺しでしょう?」うーん無辜の市民を巻き添えにしたのでもなく、私にとっては産まれる以前のことなので…戦国武将に憧れる女子達と気持は変わらないと思うのだけど…。2016/01/29