出版社内容情報
財政の将来負担率が黒字、外郭団体への借金はゼロ、自治体最高のムーディーズ格付け。
パナソニック創業者の故・松下幸之助、スズキ相談役の鈴木修氏を師と仰ぎ、両者の教え通り自治体の債務を改善した著者。
「市長在任中は、常に経営者としての視点で市政を推進してきました。小さな企画会社を10年ほど経営していましたが、市政は企業経営とよく似ています」
「税収を増やすとともに、最小のコストで市民サービスを最大化するという点では、まさに経営です」(本書「まえがき」より)
「産業政策が命」という必死の取り組み、スタートアップや「出世する街」の実現へ奔走する姿に、他の首長がいかに「経営」を怠っているか、痛感せざるをえない。
「政治は利権」という通念を行動によって覆す、刮目の内容。
第1章 「やらまいか精神」で全国モデルになる
第2章 財政の将来負担率が黒字になった
第3章 産業の未来を拓く
第4章 出世する街
第5章 自治体と「共進」するグローバル企業――スズキ株式会社代表取締役社長・鈴木俊宏(対談)前浜松市長・鈴木康友
目次
第1章 「やらまいか精神」で全国モデルになる(「やります!」の実行;マニフェスト大賞を受賞 ほか)
第2章 財政の将来負担率が黒字になった(土日返上で勉強会を開催;定員適正化―余分な仕事も削減 ほか)
第3章 産業の未来を拓く(「先見力」―予言者とリーダーの違い;産業政策―自立的発展を遂げた唯一の政令指定都市 ほか)
第4章 出世する街(自治体に重要なのは「発想力」;「出世の街」への取り組み―浜松城活用への期待 ほか)
第5章 自治体と「共進」するグローバル企業―対談 スズキ株式会社代表取締役社長/鈴木俊宏 前浜松市長/鈴木康友(自治体を経営する;ライドシェアは待ったなし ほか)
著者等紹介
鈴木康友[スズキヤストモ]
1957年、浜松市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、松下政経塾に第1期生として入塾。卒塾後は企画会社経営、政治団体役員等を経て2000年、第42回衆議院選挙において、静岡県第8区より初当選。衆議院議員を2期務めたのち、2007年、浜松市長選挙初当選。2019年、再選。以後、浜松市長を4期務める。2024年4月、静岡県知事選挙に立候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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