出版社内容情報
第1章 概念や名称
分野名称の問題/空の考古学・夜景の人類学/天文の基礎知識/天文学的解釈の注意点
第2章 考古学と天文学―その関係の歴史―
イギリスの状況/北米の状況/近年の動向
第3章 民族誌に見るスカイロア・スターロア
星座の見方の恣意性/狩猟採集民の星座観/北米の民族事例/中南米の民族事例/太平洋諸民族の事例/日本の星民俗
第4章 考古天文学の現状
中東古代文明/ヨーロッパ/アジア/北米/中米/南米/太平洋諸島/琉球列島/東日本(先史時代)
第5章 古代人と天体
古代建築のコスモビジョン/観測から観察へ/天体と時空間概念の発達/意味に満ちた時空間/天体と共に生きる―「束ね」理論と宇宙への関与―
後藤 明[ゴトウ アキラ]
内容説明
人は星に何を託してきたのか。世界各地の古代遺跡とさまざまな天文現象に関する民族誌を豊富にとりあげながら、古代人の世界観や時空間概念に迫る。
目次
第1章 概念や名称(分野名称の問題;空の考古学・夜景の人類学 ほか)
第2章 考古学と天文学―その関係の歴史(イギリスの状況;北米の状況 ほか)
第3章 民族誌に見るスカイロア・スターロア(星座の見方の恣意性;狩猟採集民の星座観 ほか)
第4章 考古天文学の現状(中東古代文明;ヨーロッパ ほか)
第5章 古代人と天体(古代建築のコスモビジョン;観測から観察へ ほか)
著者等紹介
後藤明[ゴトウアキラ]
1954年、宮城県生まれ。東京大学文学部卒業、同大学院修了、専攻考古学。ハワイ大学人類学部博士課程修了、Ph.D(人類学)。現在、南山大学人文学部教授、南山大学人類学研究所所長。主な関心領域は、海洋人類学、天文人類学、物質文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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