内容説明
プロにもプロでない人にも分かりやすくおもしろい!!日本史の「通説」や誰も疑わなかった「歴史的事情」を歴史考古学が再検証。真相の鍵は地中に眠る遺構や遺物に隠されていた!
目次
序章 歴史時代の考古学(歴史時代と歴史考古学;歴史考古学の細分化 ほか)
第1章 近・現代―戦争の爪痕・近代の幕開け(近・現代の考古学;戦跡考古学 ほか)
第2章 中・近世―武士の活躍と民の台頭(近世大名家墓所と考古学;寛永寺の徳川将軍家裏方墓所 ほか)
第3章 古代―国家の黎明(出土した文字資料1―木簡;出土した文字資料2―墨書土器・経石ほか ほか)
著者等紹介
坂詰秀一[サカズメヒデイチ]
1936年東京都生まれ。1960年立正大学大学院文学研究科(国史学専攻)修了。立正大学助手、助教授を経て、1977年~2005年立正大学教授。現在、立正大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Mentyu
1
序章は歴史考古学の第一人者として、日本における歴史考古学の展開を概説的に述べているため必読。それ以降は、近代の戦争遺跡から始まり、終末期古墳に終わるという、歴史を遡る意欲的な構成をとっている。各章の内容については、個別の遺跡の記述となっているため、ケーススタディの集成として読み進めていくことになる。2024/12/06
てせ
0
あらゆる年代、あらゆる分野の考古学を広く浅く解説した本。書いてあることは比較的優しいので、考古学に興味はあるけれど、詳しくは知らない、という人は読んでおくべき。特に大学で、歴史や考古学を学ぶ人達には。2015/04/16
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